今回から何回かに分けて、東京四ツ谷の気功サロンで行われている気功師養成講座に関し、

その特別講座（前編）で講義している外気施術法についてお伝えします。

第１回目は「拉気法」です。

これは両手の労宮というツボから気を出し、両手の間に気のボールをつくります。

そのまま患部を両手ではさみ、気のボールで温めるというイメージで気を出していきます。

適応症状は、ヒザやヒジ、手首、足首などの関節炎です。

膝関節症やリウマチによる関節炎は患部を温めることが大切です。

そのような関節痛には、この拉気法がとても有効です。

ただし、同じ関節炎でも捻挫などのように患部を冷やさなければならない時もあります。

その場合は、氷や冷水でまず冷やし、腫れや内出血が収まったら、拉気法で温めるのがいいでしょう。