ストレスは常に悪なのかーーー悪いストレスと良いストレス
2016/10/16
「病は気から」という言葉もあるように、精神と肉体は深い関係にあります。
ストレスを受けると交感神経が優位となり、血圧が上がり、胃腸などの内臓機能が低下します。
また深部体温も下がり、免疫力も低下するので、色々な病気にかかりやすくなるのです。
しかし、どんな場合でも、ストレスは良くないことなのでしょうか?
私は以前、ある高齢の女性をマッサージするために、
月2回ほど、有料老人ホームを訪問していたことがあります。
そこで見た光景は「ああ、これが老人ホームの実態なのか」というものでした。
食堂(談話室)
に多くのお年寄りたちが腰かけているのですが、
皆ただ黙ってボーッとしているだけなのです。
「なぜ、となりの人とおしゃべりしないの?」と思ったのですが、
認知症が進んでいるのか、しゃべる気力もないのか、それとも話題自体がないのか、
とにかく皆黙って座っているだけなのです。
「老人ホームに入るとボケる」とよく言われますが、
このように単調で退屈な生活をしていれば、「そりゃボケるよなあ」と思った次第です。
「〇〇しなければならない」という状況に対し、うまくいかない時、私たちはストレスを感じます。
自宅で自活している状況を考えてみましょう。
食事、料理、買い物、後片付け、掃除、風呂の用意など、みな「しなければならない」の連続です。
だから無理をしてでも動き、頭も使うのです。
結果として、体の機能の保持やボケ防止になっているわけです。
老人ホームでは、「〇〇しなければならない」というストレスの元になるものがありません。
食事も料理も買い物も後片付けも掃除も、すべてやってもらえる。
だから単調で退屈になり、認知症が進行し、足腰も弱ってしまうのではないでしょうか。
中島克己の気功サロン
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