世の中には、良い気が充満している場所と邪気の多い場所があるようです。

そこにいて気分が良く、さわやかな気持ちになる所は良い気が満ちている場所と言えそうです。

神社や仏閣はその代表と言えるでしょう。

確かにそのような場所には御神木と言って、何世紀にもわたって生きている木があります。

その他、高原や湖、海、花の咲き誇っている公園などは、良い気が満ちている場所です。

素晴らしい景色や心地よい空気、きれいな花園は私たちの気分を良くしてくれるからです。

 

一方、邪気の多い場所もあります。

そこにいると気分が悪くなったり、落ち着かなくなったりする所です。

病院はその代表ですね。病院に見舞いに行くだけで体調が悪くなる人もいるようです。

その他、ゴミ屋敷とか、いじめやセクハラ、パワハラが日常的な職場や集まりもそうですね。

怒鳴り声が飛び交ったり、ピリピリした雰囲気は、そこにいる人を緊張させ、ストレスをため込みます。

以前、気功教室の生徒（女性）が私に語ったことがあります。

彼女はある警察署で事務の仕事をしているのですが、観葉植物がすぐ枯れてしまうそうです。

植物も良い気の所では良く育つし、邪気の多い所では枯れてしまうのでしょう。

 

「病は気から」の言葉がありますが、心と体は密接な関係にあります。

良い気が満ちていれば気分が良くなるし、邪気の多い所ではストレスが溜まります。

その場の気は、私たちの健康と密接な関係にあるのです。