人体の基礎知識26ーーー総コレステロールと心臓病の関係
2017/08/01
動脈硬化とは、血管内にコレステロールが異常に高く存在している状態で、
血栓ができるので血管壁が厚くなり、血液がスムーズに流れなくなります。
これが心臓病や循環器障害の原因になると言われているわけです。
日本心臓病学会では、総コレステロールは220mg以下にすべきと主張しています。
ところが、事はそれほど単純ではないようなのです。
アメリカの全国心肺血液研究所の調査によりますとーーー
18の調査で調査対象者65万人のデータを分析した結果、
男性の場合は、200~240になると心臓病による死亡数は明らかに上昇を示し、
240以上になると5割ほど高くなるという結果になるのです。
ところが女性の場合は、このような明確な関係を示す結果は得られませんでした。
日本脂質栄養学会の見解は、日本心臓病学会の見解とは反対に、
総コレステロールが高いと総死亡率が低下すると主張しています。
先のアメリカの研究でも、ガンや心臓・循環器病以外の原因で亡くなった人は、
男女ともに、総コレステロール値が低い人ほど多かったのです。
コレステロールは人体になくてはならないもので、大きな役目を果たしています。
多すぎても問題ですが、少なすぎても、色々不都合なことが起こるようです。
中島克己の気功サロン
https://kikoh-salon.com
住所:新宿区四谷2-3-6 パルム四谷1002号室
TEL:045-383-1741
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
----------------------------------------------------------------------
気功サロン
〒
160-0004
住所:
東京都新宿区四谷2-3-6 パルム四谷1002
電話番号 :
080-6584-4965
----------------------------------------------------------------------