西洋医療に替わる医療を代替医療と言います。

鍼灸や漢方をはじめ、カイロプラクティックやマッサージ、私のやっている気功もそうです。

このようなものの中には、未だ科学的根拠に乏しいものも数多くあります。

しかし、科学的根拠が乏しくても、実際に効果のある場合もあるのです。

よく言われる民間療法が幅をきかす余地はこんな所にあるのではないでしょうか。

 

先日のテレビ番組で、民間療法の危うさについて放送していました。

がんで余命半年と宣告を受けた患者が、それでもなんとか命を保とうとして、

ワラをもつかむ思いで、民間療法にのめりこむわけです。

その患者の場合、総額800万円以上つぎ込んで、何の効果もなかったそうです。

さて、この民間療法の会社は詐欺をやっていたのでしょうか？

私はそうは思いません。その療法でがんが治った人もいたのではないかと思うのです。

だから正確には、治る人もいるし治らない人もいる、ということなのではないでしょうか。

 

私が疑問に思うのは、その事を事前にちゃんと説明したのかです。

しかも800万円というのは高すぎます。

これでは人の弱みにつけこんで詐欺を働いたと思われても仕方ないでしょう。

世のため人のため、その患者を本当に救いたいと思っているならば、

私だったら、一般の人でも出しやすい安い料金で提供します。