私は東京四ツ谷で外気功の教室および外気功施術を行なっていますが、

日々、気に接するうちに、その不思議さ、命の不思議さに考えさせられることがあります。

気は命の根源のエネルギーですから、生命は気そのものでもあるわけです。

先日の読売新聞に、ある開業医の話が載っていました。

彼は訪問診療もしているのですが、訪問先の女性Ｍさん（78才）についての記事でした。

2012年1月、Ｍさんは子宮がんが疑われ、検査の負担に耐えられないほど衰弱していました。

入院先の病院の医師からは「入院していれば1か月、退院すれば5日の命」と告げられたそうです。

その後、自宅での訪問診療を望んだＭさんは、点滴で補っていた水分やカロリーを減らしたところ、

お腹がすくようになり、口から食べられる状態になったことで、みるみる元気が出てきたそうです。

2か月後には、好きな畑仕事も再開したというのです。

このような記事を読むと、命とは何なんだろうと思うのですね。

命の元である気もそうですが、まだまだ科学的に分からないことだらけなのではないでしょうか。