現在の日本人は、二人に一人がガンになり、三人に一人がガンで死ぬと言われています。

統計上、死因の1位はガン、2位が心臓病、3位が肺炎、4位が脳血管疾患となっています。

しかしもっと詳しく、その病気の原因から探ってみたらどうなるでしょうか？

実は心筋梗塞などの心臓病や脳梗塞、脳卒中などの脳血管疾患は血液・血管の病気なのです。

腎不全などの病気の元になる糖尿病も、糖が過剰になって血管を傷ませる病気です。

その他、大動脈解離（これも血管の病気）で死ぬ方もいます。

このように考えた場合、心臓か脳か大動脈かという部位で分けるのではなく、

その原因を見てみると、血液・血管の病気が死因上位にくるのです。

特に女性に限りますと、血液・血管の病気が死因の第1位となるわけです。

全身にある約60兆の細胞に、酸素や栄養物を送り込むのが血管の役割ですから、

血栓等でつまることなくスムーズに運ぶことができれば、

各細胞が元気になり、病気を撃退する自然治癒力も増していくのです。

気功の目的は、この自然治癒力や免疫力をアップさせることなのです。