いつも健康な人は、その健康が当たり前と思いがちです。

しかし、健康状態を維持するためには、私たちの体の中で、

さまざまな要素がバランス良く働いていなければならないのです。

現代はストレス社会と言われますが、実はこのストレスがこのバランスを崩す元になるのです。

 

健康を保つことは、私たちの体の中のさまざまな要素がうまく連携して初めて達成されるのです。

例えばホメオスターシスと言って、体がある一定の状態に保たれることが必要です。

体温や体内水分量、血圧などが大きく変動しては困るのです。

そのために脳の視床下部をコントロールセンターとして自律神経で調節されているのです。

また睡眠と覚醒がある一定状態を保つことで、体内時計も安定してくるのです。

また栄養物の取り入れと余分な物の排泄がスムーズにいくことも必要です。

常に体内に入ってくる細菌やウィルスにも首尾よく戦わなくてはなりません。

 

このように健康を維持するためにはさまざまな要素が絡み合い、

バランス良く相互作用することが大切なのです。

このバランスはとても微妙なため、ストレスなどが原因での精神状態の乱れにより、

簡単に崩れてしまい、健康を維持するのが困難になってしまうのです。