健康を害する原因の一つにストレスがありますが、

そのストレスの元になるものをストレッサーと言います。

現代社会はこのストレッサーであふれていると言っても過言ではありません。

 

普通私たちがストレスと言うと、職場や地域社会、家庭内での人間関係を思い浮かべます。

パワハラやセクハラをする上司、意地悪な同僚やご近所の方、

また夫原病とか母原病という言葉があるように、家庭内においても、

夫や妻、親や子供がストレッサーになることもあるのです。

 

これらは人間関係によるものですが、他にもさまざまなストレッサーがあります。

例えばストレスは病気の原因になりますが、病気自体も健康な人にとってストレッサーになるのです。

まさにストレスと病気の関係は悪循環の典型ですね。

他に身近なところでは、気温もストレッサーになります。

暑過ぎたり寒過ぎたりは、体に不快感を与え、ストレスの元になります。

またゴキブリやヘビを嫌う人は多いですが、彼らにとって、これらの生物に出会うことはストレスになります。

他に嫌いな食べ物、アレルギーを起こす食品、宗教上の忌避とされる食べ物もストレッサーです。

このように考えてみますと、現代社会はストレッサーであふれているのですね。