東京四ツ谷の気功サロンでは、気功師養成講座の名の元、長年気功教室を開いてきました。

私も長年（15年以上）気功を教える立場にあり、

また20年以上前から気功に関する仕事に携わっていますが、

未だに気というエネルギーについて分からないことがたくさんあります。

 

さて、よく分からないもの、科学で説明のつかない現象に対しては、二つの対照的な態度があります。

一つは、科学で説明できないものは科学的でないもので解決しようとする態度です。

たとえば神を持ち出すことです。

ある宗教団体は、気功の手当てや手かざしを神のなせるわざと捉えています。

しかし神を持ち出すと、気の不思議に対する追究はそこで終わりとなるのです。

なぜなら宗教は信じる世界なので、それを信じなさい、で終わりになってしまうからです。

 

もう一つの態度は、説明できないものも、あくまでも科学で追究しようとする態度です。

気のすべてを科学で説明できないのは、科学が未だ発展途上だからと考えるのです。

この世の中は、まだまだ分からないことだらけです。

気というエネルギーをはじめ、宇宙には解明できてない謎で満ち溢れています。

分子生物学や量子物理学などの最先端科学の今後の発展により、

気の謎も徐々に解明されてくるのではないかと私は期待しているのです。