ピロリ菌を退治すると逆流性食道炎になるって本当?
2018/10/28
上記の質問「ピロリ菌を退治すると逆流性食道炎になるって本当か」の答えーーー本当ではありません。
ただし、「ピロリ菌を退治すると逆流性食道炎になりやすくなるのか?」という質問なら、
その答えはイエスということになるでしょう。
ピロリ菌は胃の中に住んでいる菌で、日本人の場合、65歳以上の人では約70%が感染していると言われています。
ピロリ菌は胃がんや胃潰瘍の原因になるので、退治することが勧められているわけです。
しかしピロリ菌がいなくなると、逆流性食道炎になりやすくなるというのも事実なのです。
理由は胃酸の分泌が盛んになってしまうからです。
逆流性食道炎は、強酸性である胃酸が食道の方へ逆流し、
食道の壁を傷めることで胸やけ等の原因になる病気です。
この状態が長引くと食道がんになる危険もあるのです。
飲食物は食道を通って胃に入るわけですが、食道と胃の間には噴門という弁があります。
通常この弁は閉まっていて、胃酸が食道の方へ逆流しないよう働いているのです。
しかし人によっては、この噴門の閉まりの悪い人がいて、胃酸が食道へ逆流してしまうことがあるわけです。
ですからこのような人がピロリ菌を退治してしまうと、
新たな病気(逆流性食道炎)を呼び込むことになるわけで、注意しなければなりません。
中島克己の気功サロン
https://kikoh-salon.com
住所:新宿区四谷2-3-6 パルム四谷1002号室
TEL:045-383-1741
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
----------------------------------------------------------------------
気功サロン
〒
160-0004
住所:
東京都新宿区四谷2-3-6 パルム四谷1002
電話番号 :
080-6584-4965
----------------------------------------------------------------------