胆のうは胆汁をつくるところ?
2018/12/04
胆のうは肝臓の下に寄り添うようについている袋状の臓器で、ナスの形をしています。
この胆のうの役割について誤解している方が多くいます。実は昔、私もそうでした。
その誤解とは、胆のうで胆汁がつくられる、というものです。
胆汁は消化液の一つで、特に脂肪の多い食事をすると十二指腸に注がれます。
この胆汁をつくっているのは胆のうではなく、肝臓なのです。
それでは胆のうの役割は何なのでしょうか?
胆のうは肝臓でつくられた胆汁を一時的に保管します。
この間に水分が吸収され、6~10倍に濃縮されるのです。
新しい胆汁は黄色ですが、濃縮されると黒っぽく変色していきます。
胆のうの役割は、脂っぽい食事をした時に肝臓から胆汁を流すよりも、
胆のうで溜めておいた胆汁を流した方が効率が良いからだと私は思っています。
しかしこの臓器はその程度の役割なので、
胆のうがなくては生きていけない、ということではありません。
事実、胆石の患者は手術して胆のうを取ってしまいます。
また肝臓病や胆道疾患などで胆汁が逆流すると、
皮膚や粘膜が黄色くなる黄疸の症状が現れます。
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