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日本における気の表現

日本における気の表現

2019/03/12

昔から日本では、心とか精神という目に見えないものを「気」と表現してきました。

気という文字を使った言葉を列記してみても、

気持ち、気分、気楽、気性、気色、気兼ねなどの名詞の他、

気になる、気難しい、気が進まない、気が合う、気がきでない、気がきかない、

気が乗らない、気をつける、気が滅入る、気をそらす、など数え上げたらキリがないほどです。

健康の大敵である病気も、病んだ気と書きます。

これだけ「気」という言葉は日本人の心に深く入り込んでいるのですね。

 

ところで私は気功を教えているのですが、気功も気の字が入っています。

気功とはこの宇宙に存在する生命エネルギーの気を扱う技術を言うのですが、

「功」の字の意味を調べてみると、仕事とか手柄、ききめ、技能という意味の他に、

経験や努力の積み重ねで出てくる効果という意味もあるようです。

気功で精神と肉体の両面の病を改善する効果が期待できるでしょう。

 

 

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