健康のために睡眠はとても重要な要素です。

昔から断眠という眠らせない拷問があるようですが、幻覚をみるようになり、

やがて精神錯乱などの精神障害が現れてきます。

睡眠は脳のオーバーヒートを防ぐ意味でも大変重要なのです。

また、各ホルモンも睡眠中にその分泌が促されるのです。

だから睡眠不足になると体調を崩してしまいます。

私たち人類がチンパンジーとの共通の祖先から分かれたのが約700～800万年前と言われています。

それから猿人、原人を経て、私たち人類の歴史は400万年～500万年もあるのです。

その間人類はずっと太陽とともに歩んできました。

日の出とともに起き、血圧があがり活動モードとなります。

やがて日が沈むと血圧は下がり、体や脳が休息モードに入るのです。

夜になって、目の網膜から入る光が減少すると、

脳の視床下部から松果体にメラトニンを作るよう指令が出ます。

メラトニンは睡眠導入物質なので、メラトニン分泌により私たちは眠くなるわけです。

ちなみに幼児や子供はメラトニンの分泌量が多いので睡眠時間が長くなるのです。