本来排出されるべき余分な水分などが体の中にたまってしまうことを「むくみ」と言います。

正式な医学用語では「浮腫」と言います。

むくみは肥満とちょっと区別しにくいのですが、腫れている部分を指で押してみて、すぐ元に戻るようなら肥満。

指を離してもすぐには戻らない場合はむくみが疑われます。

むくみの原因には色々あるのですが、ここではそのうちの二つの要因ーーー腎臓病と心臓病を考えてみます。

腎臓が悪いと、老廃物を排出する機能が衰えるため、体内の細胞組織に余分な水分などが溜まってしまいます。

また心臓の機能が低下すると血液の循環が悪くなるため、

重力の影響で心臓から一番遠い脚がむくみやすくなります。

腎臓病が原因のむくみは目の周囲や手足の指などに現れることが多いのですが、

心臓病によるむくみでは、目の周囲に現れることはないようです。