中国医学での腎
2019/05/19
「肝腎要」という言葉があるように、人体の中でも腎臓は大変重要な働きをしています。
もちろん五臓の中での重要度を言いますと、心臓と肺は最重要です。
だからこの二つの臓器は、肋骨という鳥かご状の骨で囲まれ、保護されているわけです。
この構造は人間だけでなく、他の哺乳類や爬虫類でも同じなのです。
だからと言うわけではありませんが、最近では「肝腎」を「肝心」と書くことが多いようです。
どちらの書き方をしても間違いではありませんが、最初は「肝腎」だったようです。
その理由は、中国医学では腎を特別な臓器と考えていたからではないでしょうか。
西洋医学では腎臓は血液をろ過し、体の老廃物を外に出すという大変重要な働きをしています。
中国医学では、気に関し、この働きにプラスの意味を持たせているのです。
精子と卵子が合体して新しい命が宿った時、生命エネルギーの素である気も生じたと考えます。
この気を先天の気と言うのですが、お母さんのお腹から赤ちゃんが誕生した時、
その気はいったん腎にしまわれると考えられるからです。
中島克己の気功サロン
https://kikoh-salon.com
住所:新宿区四谷2-3-6 パルム四谷1002号室
TEL:045-383-1741
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
----------------------------------------------------------------------
気功サロン
〒
160-0004
住所:
東京都新宿区四谷2-3-6 パルム四谷1002
電話番号 :
080-6584-4965
----------------------------------------------------------------------