依存症という病気はご存知だと思います。

常にその対象となるものがないと、精神の異常をもたらす病気です。

情緒不安定となり、イライラや思考の低下などが起こります。

代表的なのはアルコール依存症、タバコ依存症、ギャンブル依存症などです。

そして現代になって注目されている新たな依存症がスマホ依存症です。

電車内の7人席にすわっている人の6～7人はスマホを見ています。

何らかの病気で10年間意識がなかった人が、突然この光景を目にしたら大変ビックリすることでしょう。

調べものやメールなど、何かの目的があってスマホを操作しているのならいいのですが、

多くの人は、スマホをいじってないと何となく落ち着かないからスマホを見ているーーー

私にはそう見えるのですが、これがスマホ依存症の始まりなのです。

 

スマホの使い過ぎや依存状態により、集中力や意欲の低下、物忘れ、不眠、めまい、肩こり等が起こります。

スマホやパソコンなどのデジタル機器の使い過ぎで脳が過労状態になるのが原因です。

スマホやパソコンの使いはじめは脳への血流は増加するのですが、

やがて血流は低下して脳の機能がにぶることが実験で分かっています。

膨大な情報の収集、整理ができなくなり、脳がオーバーワークの状態になるのです。

それではどうしたらスマホ依存を抜けられるのでしょうか？

それは次回のこのコーナーで書きたいと思います。