気功は中国で4000年の歴史があると言われています。

それは健康や長寿などの養生法として発達し、人々の中で定着してきました。

ただその当時は現代と違って、色々な科学的な検査法はなかったわけで、

気功の健康効果は、あくまでも体験的なものでした。

現代は医学が発達し、科学的な検査法が確立しています。

それで気功の健康効果についても科学的な研究がされてきました。

一つの例ですが、気功（内気功）をやる前とやった後での血液成分の変化を見る研究があります。

それによりますと、内気功をやった後はやる前に比べ、

①がんをやっつけるNK細胞（ナチュラルキラー細胞）が増えたり、

②ウィルスなどを撃退するリンパ球が増えたり、

③疲労物質である乳酸が減ったり、

④血中のアルドステロンの濃度が上昇し、心身がより良い状態になる、

などの変化が確認でき、気功が健康に良いことが医学的に証明できたと言えるでしょう。