病気の三大要因と中医的見方
2019/08/29
病気の原因を病因と言いますが、これには大きく三つあると私は思っています。
それは、ストレスと環境因子と遺伝です。
人によってはこの三つに病原菌を加えることもあります。
ストレスは心という体に内在しているものが病気の原因と考え、
環境因子は体の外からやってくるもの(外在)が原因と考えます。
環境因子には飲食物や運動、睡眠不足、生活環境などを挙げることができます。
これに体が本来持っている遺伝的な要因を加えて三つとしているわけです。
さて、この考え方には中医学のある見方と共通しているものがあります。
それは宋の時代に書かれた書物(陳言著の「三因極」)です。
この書物によりますと、病気の原因を外因と内因、そして不内外因の三つに分けているのです。
この時代のことですから、外因を風や寒、暑、湿など六つを挙げ、
内因は心の状態として、怒や悲、憂、恐、驚など七つ挙げています。
不内外因はそのどれにも当たらないものとして、飲食や労倦、房事、外傷などを挙げています。
医学が発達した現代から考えると腑に落ちない面もありますが、
病因の分け方には共通した部分もあり、興味をそそられますね。
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