片噛みの弊害
2020/07/23
私たちの顔は左右対称ではありません。多少のゆがみがあるのが普通です。
この原因は、右利きや左利きという利き手や利き目、利き脚があるように効きあごもあるからです。
私たちはあまり意識していませんが、物を噛む時、たいてい左右どちらかの歯で多く噛んでいます。
これが利きあごで、ガムを噛めばすぐ分かります。
また左右どちらかの歯が悪くなった場合、正常な方の歯で噛むことになります。
これがクセになって片噛みになるケースもあるようです。
さて、片噛みの弊害は色々なところに出てきます。
まず利きあご側の咀嚼運動でそちら側の筋肉が引き締まり、反対側の締まりがなくなります。
それによってあごが曲がり、長い間には背骨も曲がってきて骨盤も傾いてきます。
背骨の曲がりは肩こりや腰痛だけでなく、内臓にも悪影響を及ぼします。
片噛みを矯正するためには、まず自分がどちら側で噛んでいるかを知らなければなりません。
そして反対側で意識して噛むようにするといいでしょう。
ガムをこのように意識して噛むのも効果があるようです。
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