精神がたるんでいるから朝起きられないのか?
2020/10/26
精神や肉体にある異常な状態が発生した時、その発生のメカニズムが分からない時代においては、
その原因を精神面に求める傾向があったのは事実でしょう。
たとえば子供が朝起きられないのは、「精神がたるんでいるから」とか「だらしないから」ということで、
心の問題にしてしまうことがあったわけです。
しかし医学が進歩し、このような状態をもたらす身体的メカニズムが解明されてくると、
状況はもっと複雑だと分かってきたのです。
朝起きたくてもなかなか起きられないのは「起立性調節障害」という疾患の可能性が考えられるのです。
それはストレスなどにより、自律神経に乱れが生じることで起きるのです。
通常は朝になると自律神経の交感神経が活発になり、血圧を上げて体を活動モードにします。
夜になると副交感神経が優位になり、血圧を下げて休息モードにもっていくわけです。
起立性調節障害は、朝になっても交感神経が優位にならないので、血圧が上がらず起きられないのです。
単なる「なまけ」や「仮病」ではないわけです。
このような例は「うつ病」にもあてはまりそうです。
うつになる人は心が弱いからという見方もされてきましたが、
近年ではモノアミン系の神経伝達物質(セロトニンやノルアドレナリン)の分泌異常が原因と分かってきています。
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