アレルギー疾患の衛生仮説
2021/03/08
前回このコーナーで、花粉症には気功が効くと言いましたが、
これは花粉症だけでなく喘息やアトピー性皮膚炎などアレルギー全般に言えることです。
さて、食物アレルギーも含め、アレルギー疾患は近年目立って増加しているように感じます。
私が子供の頃(もう何十年も前ですが)、アレルギーという言葉自体あまり聞きませんでした。
ここにアレルギー疾患に対する衛生仮説というものがあります。
それは世の中が衛生的になればなるほどアレルギーが増えるという説です。
白血球のT細胞にはAとBがあり、Aは細菌やウィルスなどの病原菌を退治する役目があり、
Bはそれ以外の異物(ダニやカビ、花粉など)に対応しています。
面白いことにこの二つは、Aが増えればBが減り、Bが増えればAが減る、という関係にあるのです。
世の中が不衛生な時は病原菌が多いわけですから、当然Aが増えてBが減ります。
逆に衛生状態が良ければ、Aが減ってBが増えてしまうわけです。
現代日本はとても衛生的なので、過剰に増えたT細胞のBが異物に対して過剰な反応を起こしてしまい、
結果としてアレルギーが増えてしまうのではないでしょうか。
世の中が衛生的になれば病原菌は減るのですから感染症は少なくなります。
でもその結果アレルギーは増えてしまう。
う~ん、何事もバランスが大切ということでしょうか。
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