背骨のS字カーブは進化の証し
2021/11/18
背骨は脊椎動物にとっては中心的な存在で、建物に例えると大黒柱のようなものです。
イヌでもネコでもライオンでもそうですが、四つ足の動物の背骨はヒトとだいぶ違っています。
彼らの背骨は基本的に真っすぐで、多少山形のカーブを描いています。
それに比べてヒトの背骨はS字カーブなのです。
何百万年も前の大昔、ヒトは四つ足で歩くことから、立って二本足で歩き始めました。
このことが人類が急激に進歩し、生物界の頂点に立ったエポック的な出来事なのです。
直立二足歩行をすることで手が自由になり、色々な道具を作り出したり、絵を描いたり、火をおこすようになりました。
このことで脳がより発達し、大きくなってきたのです。
首から上の頭は5キロ~7キロもあるのです。
それを肩の上で支えるために、背骨がS字に曲がるように進化したのです。
S字カーブのことをアーチ構造とも言いますが、これは世の中の建造物(鉄橋やトンネル、陸橋など)を見ても分かるように、
アーチ構造は重力をうまく分散する仕組みなのです。
背骨は正面から見たら真っすぐで、左右のバランスがとれているのが理想ですが、
横から見たらS字カーブになっている必要があるのです。
よくストレートネックと言って、頚椎の部分が真っすぐな人がいますが、
この人は肩こりに悩まされることになってしまうのです。
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