現在、もう2年も経つのに新型コロナウィルスによる世界的パンデミックは収束の兆しが見えません。

いったいいつになったら終わるのか、待ち遠しいかぎりです。

さて、コロナ禍によって社会は大きく変化しました。

その一つはマスクで、電車の中では100％。街を歩いている人もほとんどマスクをつけています。

このような光景は3年前には考えられなかったことです。

もう一つの大きな変化は、人との接触を避けるようになったことです。

会社内だけでなく、国際会議や国家間の首脳会談などもオンラインで行なわれるようになってきました。

この傾向は、パンデミックが収束した後も、ある程度は続くのではないでしょうか。

なぜなら、オンラインのメリットが分かってしまったからです。

オンラインで会議をやれば、交通費や移動時間も節約できるからです。

しかし、オンラインのデメリットも考えてみなければなりません。

私は気功を仕事としていますので、「気」から見た時、そのデメリットがとても気になってしまうのです。

まず、オンラインでも耳と目に関しては、それほどの欠点はないかも知れません。

言っていることは分かるし、その表情やジェスチャーも読み取ることができるでしょう。

しかし、雰囲気という言葉があるように、その場から醸し出される気を感じることはできません。

やはりお互いが対面で顔を合わせることで、この気を感じることができるのではないでしょうか。