東京四ツ谷の気功サロンでは、外気功の講座を開いています。

外気功とは、自分以外の人やペットに生命エネルギーの素である気を放射することです。

気を放射する人（気功師）は当然のことながら、私たちの体についての基本的な知識が必要です。

医者ほどの知識は必要ありませんが、各内臓の種類や役目、その位置については、ある程度の知識は必要でしょう。

たとえば、血液検査で腎臓の数値が悪かったから腎臓に気を入れてほしいという依頼があった時、

腎臓がどこにあるのか分からなくては、気を入れることはできないからです。

ほとんどの人は、心臓や肺、胃、肝臓、腎臓、小腸、大腸などの位置は分かっていますが、

中には、どこにあるのかが難しい臓器もあります。

その代表例がすい臓でしょう。

すい臓は膵液という消化液を分泌したり、

インシュリンやグルカゴンという二つのホルモンを生産して血糖値をコントロールする重要な臓器です。

だから糖尿病の人にはすい臓に気を放射するのですが、

その位置を知っている人は少ないようです。

すい臓は胃の下部の裏側に位置し、長さ15センチほどの横長で、たらこのような形をした黄色い臓器です。

だから気を放射する時は、手の位置は胃のあたりに置くわけですが、

すい臓の形や色で臓器をイメージし、そこに気を放射するようにするのです。