飲酒の効用と毒ーーー何事もバランスが大切
2022/11/08
「過ぎたるは及ばざるが如し」という言葉がありますが、
世の中の多くの場合に当てはまるのではないでしょうか。
たとえば健康に関し、運動不足が体に悪影響をもたらすことは指摘されていますが、
だからと言って、あまりに過激な運動を続けることは逆に健康上問題があるのです。
激しい運動は活性酸素の量を増やし、細胞を傷つけてしまうからです。
年齢が若いうちは、活性酸素の毒を消去するSODの活性が豊かですが、
歳をとるに従って、この酵素の出が悪くなってしまうのです。
やはり健康のためには年齢にあった適度な運動が大切なのでしょう。
睡眠も健康にとって大事な要素ですが、
日本人3万人を対象にした調査では、7時間睡眠の人が一番長生きだったようです。
人にもよりますが、一般的に睡眠は短かすぎても長すぎても良くないのです。
つまり何事もバランスが大切なのですね。
アルコールもその例にもれません。
体質的に全くアルコールを寄せ付けない人は別として、
飲酒は少量であれば、血行を良くし血管を広げるので血圧を下げ、心臓病のリスクを減らすのです。
しかし大量に飲めば、肝臓や脳に負担をかけることになります。
常習飲酒の定義は「毎日3合以上の酒を5年以上飲み続けること」ですが、
多くの場合、アルコール性肝炎や脂肪肝、汗線維症を引き起こし、
これらが悪化すると肝硬変から肝がんになってしまうのです。
アルコール性肝障害にならないためには、一応の目安として、
日本酒なら1日2合までで、週2日の休肝日(飲酒しない日)を設けることが必要です。
しかしこれも人それぞれで、アルコールに弱い人(アセトアルデヒド分解酵素の出が悪い人)は、
上記の目安より少なく見積もらなければなりません。
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