気功サロン推薦図書（15）
　　「気は挑戦する」　別冊宝島

　もう35年以上前になるでしょうか、日本では気功ブームというのがありました。
　気功で病気を治すーーーそんな映像をテレビで見て、子供の頃から医者になりたいという夢を持っていた私は、さっそく気功を勉強しようと思ったのです。
　西洋医学と東洋医学の違いはあるにせよ、人の病気を治したり、健康に寄与するという目的は同じだと思ったからです。
　でも、どのように勉強したらいいのか全く分からなかった私は、まず気功関係の本を読んでみようと思ったのです。そして本屋さんで選んだ1冊が本書「気は挑戦する」でした。
　つまりこの本は、現在気功を仕事にしている今の私のスタートになった本なのです。その意味でとても思い出深いものがあります。
　本書は一人の著者ではなく、気功に造詣の深い何人もの識者が、いろいろな視点で気功について書いています。
　気功の体験談や気感を高めるノウハウ、医学や科学的視点からの気功、気功と超能力の関係など、とても興味深い内容となっています。