植物から採気する意味
2023/03/21
内気功の一つに採気法というのがあります。
採気法とは、体の中の気が不足している状態ーーー気が乗らないとか、元気がない、気落ちするなどの時に
自然界から気を充足するやり方です。
採気は主に植物(樹木)や太陽、大地などから採り入れるのが普通です。
今回は樹木に絞って、その意味を考えてみましょう。
よく神社には「御神木」というのがあります。
神社は風水的に見て、良い気の集まる場所に建てられていますので、
そこにある木々は良い気に満ちていると考えていいでしょう。
採気する時は、調体、調息、調心という、気をコントロールする三つのコツを使います。
調体は体の動きや姿勢、調息は呼吸、調心はイメージです。
この調息は深呼吸で、樹木に向かって大きく息を吸いこみます。
さて、ここが科学的に言っても、植物からの採気が健康に良い理由となります。
森林浴という言葉があります。森や林など樹木の多い場所を散策することです。
植物は二酸化炭素を吸い、酸素を吐き出します。
だから、森林で深呼吸することは、自然と酸素の多い空気を吸うことになります。
また、植物はフィトンチッドという芳香物を出しています。
このフィトンチッドには心をしずめる安眠効果があると言われています。
植物からの採気時には、自然とフィトンチッドを呼吸で体内に取り入れているのです。
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