1日2食か1日3食か
2024/09/14
現在の私たちの食事は1日3食が普通です。3回とは朝・昼・晩の3回です。しかし昔から3回だったわけではありません。
奈良や平安時代、またそれ以前では、1日2食が普通だったようです。この場合は朝食と夕食です。時代が進んで江戸時代あたりから徐々に昼食を加えて、1日3食になっていったようです。
さて、1日2食と3食、どちらが健康に良いのでしょうか。結論を言うと、体質というのは個人差があるわけで、一概にどちらが良いということは言えないようです。ただし一般的に言えることは、朝食は摂ったほうが健康にいいというのは言えるようです。これは医学的に証明されていることです。
セカンドミール効果と言って、1日の最初に食べた食事がその後の血糖値に影響するのです。糖尿病の患者を対象にした実験では、朝食をしっかり摂ったグループのほうが、朝食を抜いたグループより、昼食以降の血糖値の上昇が抑えられたそうです。
また、朝食は体温を上げ、体内リズムを整えて自律神経をコントロールする効果があります。
その他、朝食は快便にも良い影響を与えるようです。胃・結腸反射と言って、朝食を食べるとそれまで休んでいた胃が消化のために蠕動運動を始めます。この動きが胃のすぐ下にある大腸の結腸に影響し、大腸の蠕動運動を促すのです。このことで私たちは便意を催すわけです。
以上のことから、1日2食か3食に関わらず、朝食は摂ったほうが健康にいいことは間違いないでしょう。
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