呼吸は意識と無意識の両方でできますが、

私たちは普通、無意識で呼吸しています。

しかし、普段無意識で胸式呼吸している人が腹式で呼吸したり、

深呼吸したりする時は、意識的にやらないと呼吸できません。

意識というのは脳を使う事であり、これらの呼吸は脳を活性化するのです。

腹式呼吸と深呼吸は、血液（血流）に関し、それぞれ脳に良い影響を与えます。

腹式は横隔膜を上下させる呼吸法ですが、全身の血流を良くするのです。

また深呼吸は血液中の酸素量を増やすので、血液の質をアップさせるのです。

つまり腹式呼吸と深呼吸は、血液の量と質を向上させるので、

必然的に脳の神経細胞に良い影響を与えるのです。

皆さん、認知症予防のため、意識して腹式呼吸と深呼吸をしてみましょう。