西洋医学と東洋医学の違いはどこにあるのでしょうか。

私たちは体が具合悪くなった時、ほとんどの人は病院や町の医院に行きます。

よほどマニアックな人でない限り、鍼灸院や気功院、マッサージ院には行きません。

それは、西洋医学が病気を治すという点に関しては信頼されているからです。

 

一方、東洋医学（中国医学）には「未病治」という言葉があります。

これは、病気になる前に治すという考えで、まさに予防医学のことなのです。

つまり一言で言えば、西洋医学は病気の治療に優れ、東洋医学は病気の予防に優れている、

と言えるのではないでしょうか。

 

さて、病気に関して私たちはどのように考えるのが賢いのでしょうか。

いったん病気になれば、検査や治療の過程でイヤな思いもしなければなりません。

重大な病気となれば、入院して手術。そうなれば多大なお金もかかるし、

その間は仕事や遊び、楽しい時間を犠牲にしなければなりません。

 

一番良いのは、病気にならず、健康な体を維持できることです。

そのためには、普段の生活（食事や運動、睡眠など）に気を配ることはもちろんですが、

予防に優れた東洋医学にある程度のお金をかけることも意味があるのではないでしょうか。

病気になってからお金をかけるより、病気にならないようにお金をかける。

この方が賢いお金の使い方だと私は思うのですが・・・。