東京四ツ谷にある気功サロンでは、気功師養成のための気功教室を開いていますが、

私が気をつけていることがいくつかありますので、お伝えしたいと思います。

 

まずは、「独善的にならない」ことを心がけています。

私は統合医療の一環として気功を教えています。

統合医療とは、西洋医療とそれ以外の医療（代替医療という）を両輪として、

人々の健康や病気治療に貢献していこうとするものです。

代替医療には、鍼灸や漢方、マッサージ、カイロプラクティック、ハーブなどありますが、

その一つである気功を長年教えてきました。

だから西洋医療を否定する立場ではありません。

 

人は皆ＤＮＡが違うのですから、それぞれ体質に特徴を持っています。

だからある病気にかかっても、Ａという治療が向いている人とＢという治療が向いている人がいます。

一つの薬でも、それが良く効く人と、副作用が出て、かえって悪くなる人もいるのです。

 

治療法にこれが絶対というものはありません。

気功が向いている人もいれば、そうでない人もいます。

また、気功で治りやすい病気とそうでない病気もあります。

だから私は、「気功が絶対」というような独善的な考えにならないよう指導しています。