代替療法の種類と内容⑨ーーー気功(続)
2017/11/15
気功だけでなく、他の代替療法にも言えることですが、
すべての病気(万病)に効くということはありません。
もし、「私のやっている療法なら万病を治せる」などと言う人がいたら、
まず疑ってかかるのが無難でしょう。
でも、この事は代替医療だけでなく、西洋医療にも言えることです。
すべての病気を治すことなどできないのですから。
さて、気功に関して言いますと、当然ながら、
気功で治りやすい病気と、あまり効果が期待できない病気があります。
例えば、同じ目の病気でも、白内障と緑内障という似た名前の病気があります。
白内障は目のレンズである水晶体が濁ってしまう病気です。
一方緑内障は、眼圧が高くなることで(正常な眼圧でもなることがありますが)視神経が侵され、
視野が欠けてしまう病気です。最悪失明の恐れもあります。失明原因の第1位が緑内障です。
気功の場合、緑内障には良く効くが、白内障にはあまり効果が期待できません。
現在は白内障の手術は簡単にできますので、西洋医療にお任せするのが賢明でしょう。
また同じ病気でも、効果が出る人とそうでもない人がいるのも事実です。
気に対する感受性には個人差があるからです。
中島克己の気功サロン
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