近年、糖尿病患者が増えている理由
2018/02/20
現在の日本における糖尿病が強く疑われる者は約1000万人いると言われています。
また、糖尿病の予備軍も約1000万人いると推計されているのです。
糖尿病とは血液中のブドウ糖の量が異常に高くなる疾患で、
血液がドロドロ状態となり、視神経や腎臓、足の血管や神経などの他さまざまな部位に異常をもたらします。
血糖値は血液1ミリリットルあたりのブドウ糖の量(ミリグラム)ですが、
ごはんやパン、糖質の多い食事をすると急に上昇します。
そこで、膵臓から出るインシュリンというホルモンがブドウ糖を筋肉や脂肪の細胞に送り込んで、
血糖値を下げようと働くわけです。
ところが、人間にとって最も危険な状態は血糖値が高すぎることよりも低すぎることなのです。
脳はブドウ糖をエネルギー源としているので、低いと昏睡状態になり、死ぬこともあるからです。
昔の人類は飢餓の状態と闘っていましたので、このような低血糖の危険と常に隣り合わせだったのです。
そこで血糖値を上げるホルモンはグルカゴン、アドレナリンや甲状腺ホルモンなど多彩な顔触れがあるのです。
現代は昔と違い、飽食の世の中になってきました。(もちろん飢餓状態の国も世界にはありますが・・・)。
それで低血糖になる危険は遠ざかり、逆に高血糖(糖尿病)の患者が増えてしまったわけです。
血糖値を上げるホルモンは多数そろっているのに、下げるホルモンはインシュリンしかないわけで、
これも人類がたどってきた歴史の皮肉な結果と言えるのかも知れません。
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