東京四ツ谷の気功サロンでは、外気功のできる方（俗に言う気功師）の養成講座を開いています。

気功というと東洋医学の印象が強く、気功師には東洋医学的な知識が不可欠と思われがちですが、

私はむしろ基礎医学（西洋医学）の知識が必要だと考えています。

それで気功サロンの講座では、基礎医学的な授業もやっています。

とは言っても、私は医者ではありませんから、そんなに専門的な知識があるわけではありません。

ただ一般の人に比べたら、多少の医学的知識はあると思っております。

気功師に西洋医学の知識が必要なのは、色々な病気に対処することを考えたら当然のことです。

例えば血液検査で肝臓や腎臓の数値が悪いとか、胃の調子が悪い、胆石があるなどの場合、

肝臓や腎臓、胃、胆のうなどに外気を放射するのですが、その位置や形などが分からないと困るのです。

また糖尿病の人は膵臓からのインシュリンの出が悪かったり、その感受性に問題があるので、

膵臓に気を放射するわけですが、膵臓の位置や形が分からないとイメージしにくいのです。

このように外気功をやる人は、人体に関して、医者ほどの専門的知識は必要ないとしても、

ある程度の医学的知識は必要になるわけです。