コレステロールについての私の見解
2019/02/07
前回のこのコーナーで私は、コレステロールに関し、
日本心臓病学会と日本脂質栄養学会では全く反対の見解があることを述べました。
いったいコレステロールは低いほうがいいのでしょうか、高いほうがいいのでしょうか?
そこで、総コレステロールが高いと総死亡率が低下すると主張する日本脂質栄養学会の意見を見てみます。
①総コレステロールが178㎎以下になると自殺の危険率が3倍になる。
コレステロールはセロトニンを増やす働きがあるので、これが少ないと精神が不安定になります。
②確かにコレステロールが高いと心臓病での死亡率が高まるが、
これは男性では当てはまるが、女性では関係性が見られない。
③がんによる死亡例は男性の場合、むしろコレステロールが低いほうが高い。
④がんと心臓病以外の原因で亡くなった例は、コレステロールが低い人のほうが多い。
まあこれらのデータから検証すると、コレステロールは低すぎるのは問題だが、高いのはあまり気にしなくて良いのではないでしょうか。
むしろ気にすべき数値はLDLコレステロールとHDLコレステロールとの比だと私は思っています。
LDL(悪玉)は肝臓から各細胞にコレステロールを運びます。
逆にHDL(善玉)は余ったコレステロールを肝臓に戻す働きをするのです。
だからHDLに比べてLDLが高すぎると血管壁に付着し動脈硬化のリスクが高まるのです。
LDLをHDLで割った数値が1.5以下なら健康な状態ですが、
これが2を超えると動脈硬化の可能性が高まり、
3を超えると血栓ができている可能性が高まるそうです。
血液検査の時に、ぜひこのLDLとHDLの比を見てみましょう。
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