時が過去から現在、そして未来へと進んでいく中で、どんな事が起こるか分からないのが未来です。

それはこれから訪れる時間だからです。

でも分からない中でも一つだけ確実な事があります。

それは誰でも死を迎えるということです。

命あるものはやがて死にます。ただそれがいつ、どんな風に訪れるか分からないだけなのです。

さて、私たちは生まれた時から死に向かって走り出しているわけですが、

わりと早い段階（20歳前後）に成長のピークを迎え、あとは死に向かって老化の一途をたどります。

老化は色々な部分で起こります。

足腰は弱るし、目は老眼になるし、耳は遠くなるし、唾液の出が悪くなって物を飲み込みにくくなります。

体の色々な筋肉が衰え、運動能力が下がり、俊敏な動きもできなくなります。

これらの老化現象は個人差があるので、どの部分が早く衰えるかは一概に言えません。

ただ一般論を言いますと、老化の兆しが一番早く現れるのは平衡感覚だそうです。

確かに歳をとってくると、片足でずっと立っているのは困難になります。

ましてや目をつぶった状態では、すぐにふらついてしまいます。

こんな時、ああ歳だなあと感じてしまいますね。