東京四ツ谷の気功サロンでは、ご依頼があった時、遠隔による外気功施術を行なっています。

遠隔外気功は気功サロンのマスターコースのメンバーでやります。

ちなみにこれは授業の一環としてやっているので、遠隔の料金は無料です。

 

さて最近、この遠隔外気功を行ないました。

患者は71歳の女性で、再生不良性貧血で入院されている方です。

再生不良性貧血とは難病に指定されている病気で、

骨髄にある造血幹細胞がなんらかの理由で減少してしまう病気です。

つまり血液中の赤血球、白血球、血小板が共に減少してしまうのです。

 

私たちの体は約60兆の細胞でできています。

骨や筋肉、内臓、皮膚、髪の毛に至るまですべて細胞です。

これらの細胞が生きていくためには酸素が必要ですが、酸素は血液中の赤血球により供給されています。

だから赤血球が減ってくると当然、生命を維持するのが困難となります。

顔面蒼白や倦怠感、だるさ、息切れ、頭痛、めまいなどの貧血症状が出てきます。

また白血球が減少すると、細菌感染を起こしやすくなります。

血小板が減ると、怪我や鼻血等で出血した時、血が止まりにくくなります。

 

遠隔外気功による施術では病気によって気を入れる場所が違うのですが、

再生不良性貧血は全身性のため、おへその下の丹田に気を入れて行きます。

入院している病院の方向を向き、彼女がすぐ近くにいるようにイメージし、

百会から天の気を入れて、そのまま放射していきます。

遠隔外気功は約10分～15分程度行います。