睡眠は健康の基本(続き)・・・日光とともに生きなくなった一部現代人
2019/04/23
世の中には夜に活動する、いわゆる夜行性動物がいます。
ヨザルやムササビ、スローロリス、コウモリ、メガネザルなどが有名ですね。
昼間は敵が多いので、安全を確保するため昼は巣の中で寝(身を隠し)、
夜になるとエサを求めて活動するわけです。
人類の祖先である初期の哺乳類も、地球に誕生した最初の頃は夜行性として生きていたようです。
なぜなら、恐竜が絶滅する約6500万年前には初期哺乳類は生存していたわけですが、
恐竜から捕食されないために夜行性動物として生きていたと思われるからです。
人類としての歴史は約500万年もあるのですが、
人類は最初から昼行性動物として、この長い年月をかけて進化してきたわけです。
これがヒトとしての自然の姿で、昼間活動し、夜休息するようにDNAに刻み込まれているのです。
さて、現代の私たちの生活を振り返ってみると、このDNAに逆らった生き方をしている人を多く見かけます。
コンビニエンスストアの代表的存在のセブンイレブンは、
最初はその名のとおり、朝7時開店、夜11時閉店という営業でした。
それがいつの間にか、ほとんどのコンビニは24時間営業となっています。
それだけ需要があるわけで、深夜活動している人が多い証でしょう。
このような特徴をもつようになったのは、わずか50年ほどの事ではないでしょうか。
病院や介護施設勤務、消防士などの職業では昔から深夜勤務はありましたが、
多くの場合は勤務時間のシフトの交代制になっています。
つまり昼間の太陽を浴びる時間は多少確保されているのです。
体内でビタミンDをつくるためには日光が必要なのです。
深夜も活動する現代の特徴的生活は、たったの50年ほどの長さです。
人類の歴史500万年に比べたら、ほんの一瞬ですね。
夜行性に対応するよう進化するには、あまりにも短かすぎるのです。
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