私たちの住む地球が誕生したのが約47億年前と言われています。

そして最初の生命が生まれたのが約38億年前と言うのです。

たぶん海の中で、しかも海底火山の吹き出す熱の影響によるものと考えられています。

生命の基本単位は細胞です。

だから単細胞生物と言って、細胞一つだけで生きている生命体も数多く存在しているわけです。

細菌やバクテリア、アメーバ、ゾウリムシなど皆単細胞生物です。

そしてこれらの生命体も皆、核を持っていて、遺伝情報を詰め込んでいるのです。

その元のDNAは二重ラセン構造になっていて、アデニン、シトシン、グアニン、チミンの四つの塩基で成り立っています。

このような複雑な構造がどうやってできたのでしょうか？

無機質な地球の中で、どうやって最初の生命体（細胞）が生まれたのでしょうか？

このあたりは良く分からないわけで、村上和雄のような遺伝学者はサムシング・グレートがいたのではないか、とさえ言っているのです。

サムシング・グレート？　それは神ではないのですか？

う～ん、神というと何か宗教臭くなってしまうので、科学者は言いずらいのでしょう。

神がいたかどうかは分かりませんが、サムシング・グレートの発するエネルギーを気と呼んでもいいのではないでしょうか。