笑いも病気の原因の一つか?---中医学の見方
2020/05/13
前回このコーナーで私は、「笑いは最高の治療薬」と題し、
喜びや楽しみがもたらす笑いは病気を癒し、健康の素であることを書きました。
このことは精神神経免疫学で科学的に証明されていることです。
それでは昔の中医学でも、このことは言われていたのでしょうか?
病気の原因について、「三因極」(宋の時代、1174年)の中で陳言は書いています。
病気の原因は三つあり、外因と内因、不内外因であると。
外因は現代風に言えば、環境因子ということになるでしょう。
そして内因は心の状態、つまり感情を表しているので、「病は気から」と同じ意味となります。
ここまでは納得するのですが、この心の状態を七つに分類していて、
その七つとは「怒、喜、憂、悲、思、恐、驚」だと言うのです。
面白いのは、ここに「喜」という感情が入っていることです。
これは現代医学とは矛盾しているので、どう考えたらいいのでしょうか?
これは私の推測ですが、喜びすぎて笑い転げて頭がおかしくなった、と解釈していいのではないでしょうか。
う~ん、何事も過ぎたるは及ばざるごとし、ということなのでしょう。
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