先日テレビを見ていたらビックリするニュースが流れました。

熱中症で搬送される人が例年の10倍も多いというのです。

確かに今年は気温はさほど高くはありませんが、

長雨の影響で湿度が高いことは間違いありません。

しかし熱中症が多い原因はそれだけではないでしょう。

新型コロナウィルスの感染防止のため、今年はマスク着用する人が例年より圧倒的に多いのが原因でしょう。

玄関から一歩外に出れば皆マスク。散歩でもマスク。自転車をこいでいる人もマスクです。

車を一人で運転していても、ほとんどの人はマスクをつけています。

人混みやバス、電車内の他、対面で人と話をする時はマスクをつけるのはエチケットですが、

ほとんど感染しそうもない所でのマスク着用はやりすぎではないでしょうか。

マスクは吸い込む空気の温度を上げてしまい、熱中症のリスクを高めてしまうのです。

これから夏本番を迎え、気温がどんどん上昇していきます。

新型コロナウィルスの感染症予防と熱中症予防の二つのバランスをとっていかなくてはなりません。

そのためにあまりに極端な対策はバランスを崩す結果となるのです。