コロナ騒動の中でのファクトフルネスの大切さ
2020/07/24
「ファクトフルネス」(ハンス・ロスリング著)という本が今よく売れています。
ファクトフルネスとは、感覚や感情に流されず、先入観を排し、データを重視して事実を客観的に見る世界観、というような意味です。
昨今の新型コロナウィルスの渦中においては、人々の心に大きな混乱が生じていますが、
このような時こそ、このファクトフルネスの考え方が大切だと私は思っています。
悲惨な事故や事件、災害時にはデマや風評が発生することが多いようです。
このコロナ騒動時においても、トイレットペーパーが市場からなくなるという風評が流れ、
一時期、スーパーの店頭から消えたことがありました。
メーカー側では、通常通り出荷していて在庫は十分にあるとアナウンスしていたにもかかわらず、
恐怖感から皆が買い占めた結果でした。
先日、東京の新型コロナウィルス感染者が累計で1万人を超えたというニュースが流れました。
1万人という数字だけ見れば、何か東京には感染者がウヨウヨいるような印象を受けます。
地方の人からすれば、東京から来た人には会いたくない、と思う気持ちも分からないではありません。
でもこのような気持ちは差別感情につながりかねないので注意が必要でしょう。
さて、こんな時はファクトフルネスで見ていきましょう。
1万人の感染者と言っても、東京都の人口は1400万人もいるのですよ。
感染者の数は1400分の1です。0.07%です。街中で出会う確率は大変小さいのです。
もちろん検査逃れの人もいますから、実際の感染者数はもっと多いでしょう。
また今後はどんどん感染者は増えていくでしょう。
でも東京と聞いただけで、そんなに怖がることもないのではないでしょうか。
ファクトフルネスで見ないと、差別や分断という悪感情につながりかねないからです。
中島克己の気功サロン
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