うつ病はストレスの防御策か?
2021/06/27
アンデシュ・ハンセン著の「スマホ脳」では、うつ病とストレスの関係について面白い見解を述べています。
ストレスがずっと続いた状態では、人間はうつになりやすいことは分かっていますが、
それは人体の防御策だと言うのです。
昔(近世以前)は、人の平均寿命は約30歳でした。
約半分の人は10歳になる前に亡くなっていたのです。
その原因はいくつかありますが、感染症で亡くなる人はかなり多かったはずです。
現在のように抗生物質ができてない時代では(ペニシリンは1928年に発見された)、
ペストやコレラ、天然痘、結核などの感染症で死ぬ人は多かったでしょう。
その他の原因で考えられるのは、事故や事件のたぐいです。
猛獣に襲われたり、大怪我をしたり、部族間の争いで殺されたりーーー
そのような危険な時代が続いていたわけです。
このような危険に遭遇した時、脳は瞬時に「逃げるか闘うか」の選択を迫られるのです。
それはひとつのストレス状態です。
現在では猛獣に襲われる危険はまずありませんが、
この複雑な時代では、人間関係はじめ色々なストレスに私たちはさらされています。
この時「逃げるか闘うか」の選択を迫られた脳が逃げる選択をした場合、
自分の気分を落ち込ませ、あらゆるものから自分を遠ざけるように命令するわけです。
これがうつ病で、ストレスから身を守るための防御策だと言うのです。
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