健康を司る食事については、その食事時間と時刻も大切な要素です。

食事時間について言いますと、よく噛んでゆっくりと時間をかけて食べるのが健康にはいいようです。

時間をかけることは、よく噛むことにつながります。

噛むことは唾液の分泌を促し、消化を助けて胃の負担を軽くします。

また噛むことで脳への血流量も増えるので、認知症予防にもなるのです。

またよく噛むことで、精神を安定させ幸せ感をもたらすセロトニンという神経伝達物質を増やす効果もあるのです。

逆に、早食いは肥満の元になります。

満腹というサインは血糖値によってコントロールされているのですが、

早食いはこのサインが出る前に食べ物を腹に詰め込むことになってしまい、

その結果、肥満になってしまうのです。

また、いつ食べるかという時刻の問題も重要です。

少なくとも寝る2時間前には食事を済ませておきたいものです。

特に消化の悪い食事をすると、胃が消化するのに時間がかかり、

安眠に支障が出てしまうのです。