体質変化の見方
2022/05/29
この間、久しぶりに友人(70歳代)と飲んだのですが、彼がしみじみ言っていました。
「最近めっきり酒に弱くなった」と。
大量のアルコールは健康を害します。
人によって違いますが、誰でも限界点があり、
その時の体調や雰囲気にもよりますが、その限界点を越えると頭痛や二日酔いの症状が出てくるわけです。
さて、酒に弱くなったという体の変化をどう見たらよいのでしょうか?
ここには二つの見方があります。
一つは純粋に医学的な原因を探る見方です。
肝臓の役目の一つは解毒作用です。
アルコールが体内に入るとアセトアルデヒドという毒素が生じます。
肝臓はその毒素を分解する酵素を持っていて、すみやかに毒素を分解するのです。
この分解酵素の量は人によって違い、遺伝的に全く持ってない人を下戸と言います。
さて、老化はいろいろなところに現れます。
視力が衰えたり、耳が聞こえづらくなったり、足腰が弱くなったりしますが、
肝臓の働き(アルコールの毒素を分解する酵素の分泌能力)が落ちてくるのも老化現象の一つなのです。
だから、歳をとれば酒に弱くなるというのも納得できる話なのです。
体質変化のもう一つの見方は、体を守るための生体反応だということです。
老化によって肝臓が弱くなっているのだから、これ以上飲んだらダメというストップ反応なのです。
老化というのをこのように考えれば、違う視点が見えてくるのではないでしょうか。
たとえば足腰が弱くなったことも、弱くなった心臓の負担を考えて、
無理のない運動を心がけるというサインなのかも知れません。
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