東洋医学（中医学）では、肥満は心身のバランスが崩れた状態と考えます。

世の中はすべて陰と陽の二つの概念で説明できます。

体の状態にも陰と陽があり、そのバランスをとることが健康にとってとても大事なことなのです。

陰と陽、どちらかが極端に優った状態は健康によくありません。

陰が高進した状態とは、顔が青白く痩せていて猫背、血圧が低くて声が小さく元気がない、というような特徴があります。

逆に陽が高進した状態とは、田中角栄元首相のような方を想像していただけると分かりやすいかも知れません。

赤ら顔で声が大きく元気、血圧が高くて行動力がある、というような状態です。

一見、陽の優った状態は健康上問題のないように見えますが、

血圧が高いため、心筋梗塞や脳卒中などの病にかかるリスクを常に抱えることになるわけです。

健康にとって大切なことは、この陰陽のバランスをとることなのです。

体重もそうです。太り過ぎはもちろん、痩せ過ぎも健康に良いとは言えません。

気功を練功したり外気功を受けると、体の中の気の流れが正常化します。

そしてバランスの崩れを調整し肥満を解消していくのです。

気功は健康にとって、ちょうど良い体重（適正体重）に近づける方法なのです。