花粉症はなぜ起こるのか?
2023/03/11
今は3月、冬の寒い時期が終わり、温かい春がやってきました。
桜をはじめ色々な花が咲く季節を待ち遠しく感じている人は多いでしょうが、
同時に花粉症に悩まされている人には憂鬱な季節でもあります。
花粉症はスギをはじめヒノキやブタクサなどの花粉に対しアレルギー反応を起こす病気です。
鼻水や鼻づまり、目や耳、皮膚のかゆみ、頭痛も引き起こします。
でも私が子供の頃(もう何十年も前ですが)は、花粉症という言葉自体あまり聞きませんでした。
ということは、花粉症に悩んでいる人はほとんどいなかったということでしょう。
それが現在では、2人に1人、いや3人に2人はいるのではないでしょうか。
この傾向は日本だけではありません。
欧米の先進諸国でも同様のことが起こっているのです。
そこで考えられるのが衛生仮説です。
世の中が衛生的になるに従ってアレルギー疾患が増えるというのです。
日本では今から約100年前、腸内寄生虫の回虫に感染している人は53%もいました。
今では1万人に1人か2人しかいません。激減しているわけです。
実は回虫(寄生虫)の排泄物がアレルギーを防ぐことが分かっています。
また、花粉症に限らずどんな病気でもそうですが、遺伝的要因が関係しています。
つまり、花粉症になりやすい人となりにくい人がいるわけです。
花粉自体は人体にとって有害ではありません。
そういった物質には免疫抑制遺伝子が働いて、抗体をつくらないようにしています。
しかしこの遺伝子の作用が弱いと、花粉に対して抗体をつくってしまうわけです。
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