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気功サロン推薦図書(56)

気功サロン推薦図書(56)

2023/05/23

気功サロン推薦図書(56)
  「般若心経に学ぶ人生」 ひろさちや著

 著者のひろさちや氏は仏教哲学の思想家ですが、私は彼の本はたぶん10冊ぐらい読んでいると思います。本書「般若心経に学ぶ人生」は、般若心経を元にした人生論で、夫婦や老い、病気、死などについてコメントしています。
 私は東京四ツ谷で気功教室を開催し、外気功を長年教えてきましたが、本書の「布施」に関する著者の主張を読んだ時、外気功をやる時の心構えに関して私が前からの考えていたこととピタっと一致したのです。私が本書を推薦する理由はそこにあります。

 気功サロンで教えている部分外気功(手当てや手かざし)のやり方は、自分の気を使わない、ということです。この宇宙には気のエネルギーが満ちていますので、その気を使わせていただく、という方法をとっています。
その理由は4つあって、①自分の気を使うと疲れる。②自分の体調は常に不安定なので、気も不安定になる。③天の気を使わせていただく時、その気が自分の中を流れるので、気を放射しながら自分も元気になる。④自分の気を使うと、「オレが治してやった」という驕りが出てくる。天の気を使わせていただく場合は自分が触媒になるだけであり、逆に感謝の気持ちが生まれる。以上の理由によります。

 さて、本書の布施についての説明が外気功の心構えとの共通性を感じた点について解説したいと思います。
 まず布施とは何でしょうか。貧しい人のお金を恵んだりすることを布施と言いますが、同様に困っている人を助けたり、人に親切にしたりすることも布施業と言えるでしょう。
 この場合、布施は世間で言う礼儀とは全く違うのです。普通私たちは、お金を恵んでもらったり、親切にされたりしたら「ありがとう」と礼を言いますね。何も言わなかったら、「お前は礼儀知らずだ」と非難されてしまいます。ところが布施はこれとは全く逆なのです。お金を恵んだ人、親切にした人が、お金を受け取った人、親切を受けた人に対して「ありがとう」と礼を言うことなのです。
 なぜなら、それが今生において善行を施したことになり、その機会を与えてくれた人に対して感謝の気持ちが出てくるからです。
 心理学上の真理があります。それは相手に対し発した自分の感情のエネルギーは、そのまま自分に返ってくる、ということです。相手を怒れば、怒りの感情は自分に返ってきます。相手を悲しませれば、その悲しみは自分に返ってきます。同様に、相手を喜ばせれば、その喜びは自分に返ってくるのです。
 先ほども言いましたが、天の気を使わせていただく場合、手当てや手かざしをして相手が温かくなれば、自分も温かくなるのです。相手の健康に良いことが、そにまま自分の健康にも良いという、一石二鳥の状態になるのです。だから自然に感謝の気持ちが湧いてくるのです。
 外気を発しながら、相手への感謝の気持ちが生まれるーーーここに外気功をする心構えがあるわけで、これは布施と共通の感情なのです。

気功サロンは東京・四ツ谷にございます。 生命エネルギーである気の流れを整え本来の自然治癒力 や免疫力が十分に働く状態へと整えることを目指した、気功施術と気功教室を提供しております。 全身を巡っている生命エネルギーである気を整え、本来の自然治癒力や免疫力が十分に機能して 病気に負けない体、ストレスに強い体への変化を実感頂けます。 四ツ谷駅に近くアクセスに優れておりますが、ご来院が難しい方に遠隔でのご依頼も承っております。 四ツ谷で気功の施術をお受けになる際は気功サロンへご来院ください。 気功サロン 所在地:東京都新宿区四谷2丁目3−6 パルム四谷 1002号室 最寄駅:四ツ谷


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