血管の種類
2024/11/15
私たちの身体には血管が張り巡らされています。血管は、酸素や栄養分を含む血液を運ぶ道路のようなもので、ここを傷つけられると、修復できない場合は死んでしまいます。
もちろん私たちの身体には、血液中にある血小板の働きによって、傷ついた血管を修復してくれているのですが・・・。
さて、この血管は大きく分けて、動脈と静脈そして毛細血管に分かれます。これらの血管の長さを合計すると10万キロにもなると言われています。しかし、実際に計算してみると、約6000キロメートルだそうです。10万キロに比べると、だいぶ短いように感じますが、これでも日本列島の2倍の長さがあるわけで、一人の人間の血管がこれだけの長さがあるというのは驚きですね。
動脈、静脈、毛細血管の違いについて説明すると、まずこれらの血管の構造がみな違います。動脈は心臓のポンプ作用により全身に血液を届けますので、動脈壁には相当の圧力がかかります。その圧力に耐えるため、動脈壁は厚い3層構造になっていて、弾力性のある丸い形をしています。
一方、静脈は各細胞から心臓に戻る血管なので、それほどの圧力はかかりません。そして戻す力は筋肉の収縮と弛緩というポンプ作用で押し出すため、血管壁は動脈と同じ3層構造ですが、それは薄く、また戻りやすいように平べったくなっています。
また静脈には、逆流を防ぐための逆止弁がところどころついているのも大きな特徴です。
毛細血管は太さが1ミリの100分の1ほどのきわめて細い血管で、赤血球がぎりぎり通れる太さです。薄い膜でできており、ここで各細胞に酸素や栄養分の豊富な動脈血を届け、逆に二酸化炭素や老廃物の多い血液(静脈血)を受け取っているわけです。
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